アメリカで英語を習う(2)
アメリカで英語を習う(2)
前回からの続きです。
いよいよ最初の英会話レッスン日となり,車で30分ほどのベルリッツへ。受付の女性に挨拶をして初めてのレッスンであることを説明すると,「そんなに話せるんだったら,来る必要ないんじゃない?」といきなり拍子抜け。話せるんだったら私も来ませんよ・・・(´・ω・`)ショボーン
こういう誤解って結構あるんですよね。私も含め,日本人って文法とか英単語とかは中学・高校で叩き込まれているので,「こういうことを言おう」ってあらかじめ準備する時間があれば,それなりに話せたりします。ところが,その場で考えて話さないといけないリアルな英会話となると言葉がなかなか出てこないんですよね。よくよく考えると,こんなに英語能力にギャップのある民族って他にいないんじゃないでしょうか?そういう意味では,上記のような誤解が生じるのも無理ないのかもしれません。
英会話レッスンの先生は毎回変わりましたが,強く印象に残っている二人の先生がいます。一人は,自ら「オタク(英語ではnerd)」を名乗り,日本アニメと格闘技に心酔した30代後半の白人男性。アニメソングを日本語で歌えたりと,かなりキテマシタ(汗)。"波動砲発射っ?!!ヽ(`Д´)ノ"とか言ってたし(もちろん日本語で)。最近では「オタク」という言葉も英語化しているようですが,世界にまで通じるその影響力の強さを実感させられました。ただ,そういう一面を持ちながら,英語の指導方法に関しては彼が最もキッチリしていました。
もう一人は,20代プエルトリコ系の"自称"映画音楽プロデューサー。以前紹介した「スパイダーマンのお蔵入り予告編」の存在を教えてくれたのも彼。音楽や映画の話はとても楽しかったのですが,上の「オタク先生」と比べて英会話レッスンの方は超いいかげん。先生の方がレッスンに遅れてくることもしばしばありました(;´Д`)。
日本のベルリッツ受けた英会話レッスンと比較すると,やっぱり全体的に「いいかげん」という印象が強く残りました。先生たちのレッスン方針もバラバラで,指導が行き届いていないのでしょうね。
理由を考えてみたのですが,アメリカのベルリッツが英会話レッスンにそれほど力を入れていないからかもしれません。英語と言えば,当然アメリカでは母国語ですから需要が小さいのでしょう。現に,英語を習っている他の生徒さんに会うことは一度もありませんでした。
英語がうまく話せないながらアメリカに住んでいる人はそれなりにいると思いますが,そういう人には低所得者も多いので,ベルリッツのような授業料の高いところには行かないと思いますし。
その点,日本はたくさんの英会話スクールが,一人でも多くの生徒を獲得するために企業努力を重ねていますから,英会話指導の質では遥かに上だと思います。ですから,もし海外生活のための英語の準備をするのであれば,やはりなるべく国内にいる間にがんばっておいた方がよさそうです。
『習うのは日本,慣れるのは現場』,ということでしょうか。
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