ヴァージニア工科大学・4.16追悼式典より - ビジネスマンの英語学習術

2007年4月27日

ヴァージニア工科大学・4.16追悼式典より

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 最近の激務からようやく開放,一足早いGWを迎えています。その忙しさから,紹介が少し遅くなりましたが,4月16日にヴァージニア工科大学で起こった悲劇の追悼式典の模様を紹介したいと思います。

 当日,式典はCNNラジオを通じてライブ中継されており,現在はCNNが提供するポッドキャストプログラム“CNN Special Programming”で聞くことができます。“Convocation at Virginia Tech”をiTunesなどでダウンロードして下さい。

 この単語“convocation”を知らなかったワタシは「追悼(式)」というような意味だろうと勝手に思い込んでいたのですが,英辞郎で調べたところ意外なことにそういう意味ではないようです。

 その意味は「(召集された)会議」や「大学の卒業式などの集会」ということで,無味乾燥な感じもしますが,あえて意図的に使われたのかもしれません。

 さてこの番組では約50分にわたる集会の様子がフルに収録されています。挿入されるCNNのレポートも必要最低限で,今聞いても非常に臨場感のあるものです。

 集会では,司会者のスピーチに続き,大学長からヴァージニア州知事,そしてブッシュ大統領へとバトンが渡されていきます。とくにブッシュ大統領の演説が終わるまでの30分間は,ぜひ聞いてみてください。厳かな集会であることもあって,英語も比較的聞き取り易いと思います。

 この中でワタシがとくに印象に残ったのはヴァージニア州知事の演説です。当日,彼が日本に滞在していたことは日本のメディアも大きく取り上げていました。演説の中で,日本のホテルで第一報を受けてから帰国するまでのことを克明に語っています。

 そして彼は学生達を力強く勇気づけています。「世界中の人がこの大学の出来事に注目し,心を痛めていることを(帰国の途中に)この目で見てきた。だからこそ君達が困難を乗り越え,世界中に示さなければならない。」と。

 集会の最後(開始42分ごろ)には,ヴァージニア工科大学教授で詩人でもあるNikki Giovanniが閉会の言葉を述べます。先日紹介した追悼ページに掲載されている言葉“We will continue to invent the future through our blood and tears and through all our sadness.... We will prevail....”は,実はこの閉会の言葉から引用されたものです。

 “We are Virginia Tech!”

 このスピーチはとにかく心に響きます。スピード感を出して語る部分もあるので英語のリスニングは決して簡単ではありませんが,なんとも言えない力を感じます。

 とくに印象的だったのは,“No one deserves the tragedies.”という一節。“deserve”は訳し難いところもありますが,「悲劇にあうために生まれてきた人はいない」というところでしょうか。

 こんなスピーチのできる大学の先生がいることには驚かされますが(ブッシュ大統領の影が薄くなるほどです),学生達にとっては大きな助けとなったことでしょう。

 最後は,学生達による“Let’s go Hokies!”の大合唱で会は幕を閉じます。この“Hokies”の意味が分からなかったのですが,Wikipedia(英語版)によると,バージニア工科大学に所属する水泳以外のスポーツチームの愛称だそうです。

 一つになった彼らは,必ずこの困難を乗り越えてくれることでしょう。

 がんばれHokies!ヾ(@⌒▽⌒@)ノ

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